※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。
皆さま、こんにちは。
先日、プログラミング教室 MYLAB さんのイベントの中で、子ども向けのプログラミング体験会と保護者向けの講演会を実施させていただきました。
ご参加いただいた方はもちろん、ご一緒させていただいた教室の先生にも、ご好評いただけて、とても嬉しかったです。
子ども向けのプログラミング体験会では、普段のプログラミング部でも実施している『デジタルセカイの歩き方』というITリテラシーやセキュリティについて考えるワークショップを実施しました。
日常のデジタルライフで起こりそうなストーリーに対して、登場人物の気持ちやどんな未来があるのかを一緒に考えていきます。
“これが答え”というわけではなく、参加者みんなで色々な視点で話すことで、周りを見れるようになったり、豊かな考え方が身に着けば、と思っています。
当日のワークショップ内容
- ストーリー
プログラミングが楽しすぎて、休まず2時間続けた。 - 自分の気持ち
- 楽しかったから続けた
- 集中してた
- 別にプログラミングしてるんだからいいじゃないか(ゲームしてるわけじゃないし)
- 他の人の気持ち
- (お母さん)目が疲れて、寝不足になっちゃうんじゃないか
- (家族)パソコン早く貸してよ
- ここまで集中してたら、もっとやらしてあげてもいいんじゃない?
- プログラミングだけじゃなくて他のこともしたら?(外で遊ぶ)
- この先はどうなる?
- 目が悪くなる、腰が痛くなる→健康じゃなくなる
- すごい作品が作れる
- いつか飽きる
- 他のやることができなくなっちゃう
- 他の人と喋れなくなる、友達がいなくなる
- Scratchの友だちができる
- もっとよくするために、わるいことが起きないように、どうしたらいいかな?
- プログラミングをほどほどにする(1日どれくらいにするとか決める)
- いつもやらない
- やることやってからやればいい
- 休憩しながら2時間やればいい(黙想しながら)
参加した子どもたちが、たくさんの色々な考えを教えてくれました。
大人だと、健康被害などに目が行きがちですが、「すごい作品が作れる」という考えは、確かに!と当日の講師含めて、大人は関心してしまいました。
また、友だちがいなくなる、友だちができる、という正反対の考えが出てきました。
物事は表裏一体、様々な考え方や可能性があるんだなと改めて、考えさせられました。
保護者向け講演会では、教育、技術、コミュニケーションといった視点で、『子どもの安全なICT活用のために保護者ができること』をお話しさせていただきました。
「教育と技術という考え方が非常に良かった。」とご感想もいただきました。
これからも、こういった企業の方とのコラボレーションや親子ワークショップの活動を通じて、デジタル活用に関して、みんなで考えていきたいです。
貴重な機会をご提供いただきました関係者の皆さま、ありがとうございました!