【blog】夏休み!自由研究やお出かけにデジタルを活用しませんか?

※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。

 

皆さま、こんにちは。

 

トレンドマイクロ ワークショップ運営事務局です。

 

トレンドマイクロでは、子どもたちや保護者の方に、“安全なICT活用”につながるイベントや情報をお届けしています。

本Blogでは、お子さまのICT利活用や、保護者の方の見守り方のヒントにつながるような記事を投稿させていただきます。

 

 

夏休み!自由研究やお出かけにデジタルを活用しませんか?

 

いよいよ待ちに待った夏休み。

家族や友達とのレジャーを始めとしたお出かけを、きっと子どもたちも心待ちにしていたことでしょう。

 

一方で必ず出される夏休みの課題。

そのひとつに「自由研究」が挙げられるのではないでしょうか?

 

本記事では、自由研究やお出かけに役立つお子さまのデジタル活用についてお届けします。

 

 

自由研究にデジタルを活用しよう!

 

夏休みの宿題において大きな山場の1つとも言えるのが、自由研究です。

もちろん研究する内容にもよりますが、「1日のうちの数時間を使えば完成!」というほど簡単なものではありません。

 

自由研究にデジタルを活用することで期待される力や、プログラミングの取り入れ方のヒントをまとめました。

 

 

物事を調べるリサーチ力をつける

 

自由研究に必要な力の1つとして「リサーチ力」が挙げられます。

たとえば、「透明な氷を作る方法」を調べたいとしましょう。

その場合、「透明 氷 作る方法(または「作り方」)」のようにキーワードを抽出し、かつ重要な順番にスペースで区切って検索窓に入力します。

文を入力することは、まずありません。

調べたい内容に必要なキーワードを自分で見つける力は、必要不可欠です。

 

先ほど挙げた例では簡単にキーワードを抜き出せますが、調べたいことが複雑になればなるほどその抽出の難易度も上がってしまいます。

大人でも、調べるのが苦手な人がいるほどです。

 

重要度も考えながらキーワードを決めていくには、少しずつ慣れていく経験が必要です。

 

 

プログラミングを取り入れてみよう

 

近年では、自由研究にプログラミングを取り入れるお子さまも増えてきています。

小、中学校でのプログラミング教育の導入に伴い、授業等でも触れる機会が増えたことも背景に挙げられます。

 

状況によって、小中学校でもオンライン授業が取り入れられるようになりました。

長期の休みには、学校で使っているパソコンやタブレットを持ち帰ることもあるでしょう。

 

もし、パソコンでの提出ができるのであれば、Viscuit(ビスケット)やScratch(スクラッチ)で作成した作品を提出してもよいかもしれません。

 

ただ、学校によっては自由研究が掲示物や展示物として扱われることもあります。

その場合、模造紙や画用紙にまとめるなどすると良いでしょう。

 

作品のスクリーンショットや説明をまとめたり、長期間にわたって取り組む作品ならば、1日1日の進捗を絵日記のようにまとめていったりと、作品自体の提出が難しい場合でも応用することができます。

 

夏休み中には、プログラミングを自由研究として提出できるようなイベントも各地で行われています。

参加することでヒントを得られるかもしれません。

 

 

お出かけにデジタルを活用しよう!

 

 

ご家庭でお出かけする際、計画を立てているのはどなたでしょう?

大人だけの役割になっていませんか?

 

GIGAスクール構想により1人1台の端末が子どもたちに貸与され、多くの情報に触れる機会が格段に増えました。

学校でも調べ学習を経験しているので、この夏のお出かけプランを、お子さまと一緒に考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

目的地とその周辺情報を調べてみる

 

どこに行くかを決めたら、目的地に関する情報を調べてみましょう。

お子さまの調べ学習の経験にもなります。

 

  • 都道府県や市町村など所在地
  • その地域の特長や歴史
  • 立ち寄る施設の営業時間
  • イベントや展示の情報

 

上記のような内容を事前にまとめておくと、情報が整理された状態で現地に出かけられます。

修学旅行や校外学習の延長のようなイメージです。

 

目的地周辺の情報も同様です。

 

  • この店の料理は名物で、地元でも評判だ
  • 近くには自然豊かな観光施設がある

 

こういった情報にもたどり着くことでしょう。

 

 

ルートを調べる

 

日頃の何気ない移動も、車と公共交通機関では、移動時間も移動ルートも異なります。

何を優先するかによってもルートは変わってきます。

 

たとえば、車でどこか観光地に向かうとします。

目的地に到着する時間を考慮して出発時間を決めますし、途中でトイレ休憩や食事を取る場所など、考えておくとよいことがいくつもあります。

高速道路の利用や、長時間移動の場合には、こういった備えが重要になります。

 

また、公共の交通機関で向かう場合、基本的には、乗換を含めて最短最速のルートが表示されます。

しかし、表示されたルートの時間帯が通勤ラッシュと重なっていたら、大変な移動になってしまうかもしれません。

ですから、他のルートはないか、移動する時間帯をずらすことはできないか、といった新しい視点で考えることもできるようになります。

 

他にも、より安い運賃のルートや、時間や運賃はかかっても混雑を避けるルートを探すなど、「ルート」も、さまざまな考え方、探し方があります。

 

 

デジタルを上手に活用するために

 

 

自由研究でもお出かけでも、デジタルを活用することによってより多くの情報を手に入れることができ、便利な点がたくさんあります。

その便利さを享受しデジタルを上手に活用するために、気をつけたいことがいくつかあります。

 

 

情報の取捨選択


世の中のさまざまな情報に簡単にアクセスできるようになった分、必要な情報を取捨選択することが大切です。

得た情報の中から、本当に必要なものを抜き出しましょう。

 

とくに、「情報の提供元が確かなところか」を確認することはとても重要です。

子どもたちも多くの情報に触れるようになり、知らぬ間にフェイクニュースに遭遇していることも考えられます。

友達とSNSで繋がるようになると、それを広げてしまうことにも繋がりかねません。

 

 

ネットリテラシーを味方に

 

「インターネットのことはよくわからない…」という保護者からの声をいただくことがあります。

インターネットが普及し、その便利さが注目されるようになった反面、ネットリテラシーも重要になっています。

 

お子さまがさまざまな情報に触れるにつれ、多くのサイトを訪問することになるでしょう。

中には、怪しげなアプリのダウンロードへ誘導するものや、マンガが無料で読めるからとダウンロードのためにメールアドレスを入力させるなど、言葉巧みに情報をだまし取ろうとするものもあります。

 

デジタルセカイにおいても、危険はあらゆるところに潜んでいます。

しかし、ネットリテラシーを高めることで、知らないうちにトラブルに巻き込まれてしまうことを防ぐことができるのです。

 

 

「ちょっと考える」習慣

 

 ここでお伝えしておきたい最も重要なことは、何か行動する前に、少し立ち止まって考えて欲しいということです。

 

前述のように、デジタルセカイに潜む危険は数多くあります。

 

  • 情報は正しいのか?
  • 情報の出所はどこなのか?
  • 誰が発信している内容なのか?
  • 本当に自分の情報を入力する必要があるのか?

 

だからこそ、上記のように、目の前にある情報に対し、疑問を持って考えて欲しいのです。

 

これはお子さま1人で、急にできるようになることではありません。

夏休みのご家庭での時間の使い方の1つとして、自由研究やお出かけにデジタルを活用し、ネットリテラシーを親子で高めてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

トレンドマイクロ ワークショップ運営事務局

 

“子どものデジタルトラブル”に関わる、様々なプレイヤーとパートナーとなり、家庭のデジタルライフにおける課題に対して、各々の強みを生かした取り組みを行っています。

子どもたちの安全なデジタル活用のために、参加者や目的に応じて、 3つのコンテンツを提供できます。

  • 子ども向け(主に小中学生) リテラシー・セキュリティ啓発ワークショップ「デジタルセカイの歩き方」
  • 保護者・教職員向け 講習会(研修会)「安全・安心なデジタル活用のために保護者ができること」
    参考動画はこちら
  • 親子向け デジタル活用を楽しんで学ぶ親子ワークショップ 各種

各コンテンツの実施レポートは、下記一覧よりご覧いただけます。

トレンドマイクロ お客さまコミュニティ > 保護者のためのデジタルガイドブック > デジタルのアレコレ

 

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