※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。
皆さま、こんにちは。
本記事では、2021年6月27日(日)プログラミング部の当日の様子をお届けいたします。
- プログラミング部とは
決まったテーマはなく、参加者が自分自身でやりたいことを見つけ、自由にプログラミングやテクノロジー活用を学ぶ場になります。
もちろん、初めてプログラミングに触れるお子さんには、簡単な使い方をレクチャーしています!
お気軽にご参加ください♪
また、制作活動だけでなく、前半は、デジタル活用において必要なリテラシーやモラルについて考えるワークショップも実施します。
デジタル利用について気を付けてほしいことを、ご家庭でお子さんと話しするきっかけにもぜひ活用していください!
2021年6月27日(日)プログラミング部 開催レポート
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございます!
今回は、参加者の多くが、Scratchに慣れていたので、きりえ先生から「tosh」という、スクラッチと完全互換したテキストベースのプログラミングを紹介してくださりました。
Scratchは、ブロックを並べるようにして、ゲームやアニメーションを簡単に作ることができましたが、toshは、文字ベースのプログラミングとなり、「move 1 step」のように、テキストコードを入力してSprite(キャラクター)を動かします。
英語で入力する必要があるのですが、Scratchに慣れた子どもたちにとっては、大した壁ではなかったようで、すぐにいつものScratchと同じように、作品づくりが進んでいきました。
作品づくりの途中に、休憩も兼ねて、参加者の子どもと話していた中で、こんな話を聞くことができました。
今年からGIGAスクール構想が本格的に開始し、小学校の授業でもデジタルデバイスを活用するシーンも増えてきているようですが、その子の担任の先生が高齢でデジタルデバイスにあまり詳しくなかったようです。
ある日、授業の中で、その子がデジタルデバイスに詳しいと知った先生は、その子を「パソコンの先生」に任命しました。
デジタルデバイスを使った授業では、その子は先生たちと一緒に教室を回り、操作に困った友だちを助けてあげているようです。
友だちからも、「わからなくて、上手く質問できていないことを、わかってくれて、優しく教えてくれる」と評判だそうです。
好きで得意なことを活かして、周りの役に立つ機会は、いろいろなところにあるんだ、と感じました。
子どもの得意なことを引き立てて、活かすチャンスを与える先生と、そのチャンスに大活躍できるその子のエピソードを聞いて、なんだか嬉しくなりました。
「デジタルテクノロジーを上手に使おう」と活動を通じて、伝えていますが、今回のお話のように、デジタルに関する知識を上手に使うことも、そのひとつの方法なんだと改めて気づかされました。
子どもたちの何げない話の中に、活動のヒントがたくさん含まれているので、こういった機会を大切にしていきたいです。
7月もプログラミング部の開催を予定しています。
まもなく募集開始となります。
ご参加お待ちしています♪
プログラミング部のScratchスタジオでは、子どもたちの作ってくれた作品を共有しています。
参加者たちの作品で遊んだり、おうちでプログラミングする際の参考作品として、ご活用ください。
プログラミング部(Scratchスタジオ)