先日、私立横須賀学院小学校で授業をさせていただきました。 
   
 
   
     4~6年生に向けて、セキュリティやリテラシーについて考えるワークショップを実施しました。 
   
 
   
     とても活発で元気がいい子どもたちで、アイデアもたくさん教えてくれました! 
   
 
    
   
     横須賀学院小学校とは、保護者向け講習会も実施させていただいており、校長先生始め、担当の先生とも、色々なお話しをさせていただきます。 
   
 
   
     そんな中で、印象的だったお話しがありました。 
    
 
    
ICT機器を受動的に利用するか、能動的に活用するかの違いについてです。 
   
 
   
     ここでの“受動的”とは、動画を見たり、ゲームをしたり、既存のコンテンツを楽しむ行動とのことでした。 
   
 
   
     一方で、“能動的”とは、何か新しいものを生み出したり、そのための調べものをしたりといったクリエイティブな行動とお話しがありました。 
    
 
    
例えば、ICT機器を長時間使っているお子さんがいたとして、その内容が“受動的”か“能動的”か、で感じ方は少し違うかもしれません。 
   
 
   
     どちらが良い悪いはないですし、どちらであれ、長時間連続での使用は気を付けた方がいいでしょう。 
    
 
    
大人が忙しいときに、動画やゲームなどで子どもの気を紛らわせる「スマホ育児」といった言葉も出てきて久しいですが、私たち大人は、子どもたちにスマホを初めて渡すとき、どのような文脈で渡しているでしょうか? 
   
 
   
     “受動的”だけでなく、“能動的”な活用ができるものであると伝えているだろうか、私たち大人が実践して手本となっているだろうか、と考えることがあります。 
    
 
    
私たちは、授業の中で、安全に安心してICTを活用するために知ってほしいことや考えてほしいことを伝える前に、「そもそも、人々はどうしてテクノロジーやコンピュータを使うのだろう?」と問いかけをしています。 
   
 
   
     この問いは、私たち大人にも大切なものなのではないか、と改めて考えました。 
   
 
    
   
     これからも、学校の先生方や、ご家庭の保護者の皆さま、子どもたちや親子を取り巻く企業の方々、みんなでデジタル活用について考えていきたいです。 
    
 
    
貴重な機会をご提供いただきました関係者の皆さま、ありがとうございました!